前回の記事の続きです。
初めてPCを自作するにあたり、「相性が大変」「配線が大変」「意味不明のトラブルが大変」だと自作する前から少し神経質に考えていました。しかし、蓋を開けてみれば何の障害もなく、する~っと完成したんですね、する~っと。『俺って天才!』と自分を褒めながらPCの設定をしていきました。(でも、裏配線は本当に面倒くさいので、ファンとかRGBとかの配線を極力少なくなるようにの)
まずは、我が子がどれくらい優秀なのか「CINEBENCHI」を流し、「3DMARK」をながし、「FF15」のベンチマークを確認して、十分な能力を持っている事を確認したあと、大好きなゲームをしようと「Steam」内を探索しながらいくつかピックアップしていきました。
一週間後の週末。。。
意気揚々とノーマン・リーダスを操作していると”ブチンッ”という音とともにモニターが真っ黒に。
ん?なんで?? どっかに負荷がかかったかな? セーブはどこでしたっけ?
などと考えながら、『まぁいいや』と気を取り直してゲームを楽しみました。
また別の日には、YouTubeをみている途中にまた”ブチンッ”という音とともにモニターが真っ黒に。
『なんだろう?』と考えながら問題を先送りにし、日を重ねていきました。
あれから2週間くらいが経つ頃には、PCの電源が数時間毎に切れるようになり、『これが我が子の反抗期か。。』と心の中で呟いてもストレスが軽減されることはなく、それからは原因を探るためにネットの書き込みに目を通す時間が増えました。
目を通す記事の中に【KP41病】というワードが多く現れるようになり、【KP41病】をキーワードに記事を検索して、いくつもの記事をよんでいくと症状が凄く似ていたので【KP41病】と断定しました。(あくまで私がそう思っただけなので、症状が似ていても各自で検証した結果で判断してください)
【KP41病】とは、PCが原因不明のフリーズ・再起動・ブルースクリーンを頻繁に起こすことで、Windows7から発生し始めた謎の奇病らしいです。
windows10のスタートボタンを右クリックし、イベントビューアー起動、ログを確認すると『ありました』
ソース名:Kernel-Power イベントID:41 レベル:重大
いやぁ~、反抗期だと思ってましたが重病を患っていたとは思いもよらず、『すぐにでも治してやるからな』と原因を探っていくと、CPUやメモリへの電源供給が不安定になると発生するらしく(各PC環境によって症状や解決した方法等も違っているので、奇病・難病と呼ばれているとかいないとか)電源を抜いて放電したあと再度立ち上げると、『治ったか?』と思うくらい調子が良くなりました。
しかし、一日経過するとまた同じ症状に。。
そこで、人柱様もとい、先駆者様たちの経験を活かし、順番になぞっていくことにしました。
まずは、最新のグラフィックボードのドライバを更新、改善されず。
windows高速スタートアップを無効、改善されず。
WindowsSuperFetch(SysMain)を無効、改善されず。
電源の管理の電力設定を高パフォーマンスに変更、改善されず。
マザーボードのBIOS更新、改善されず。
次に「電源ユニット」「メモリ」「グラフィックカード」「マザーボード」の交換。
交換と言われましても、それなりの金額のものを交換、新品同様なのに交換するってことに抵抗がありましたが、でも治すためには仕方が無いのかなと半ば諦めていた時に、気になる記事がありました。
『メモリの電圧変更にて治った』
メモリの電圧を変えて症状が改善されたという記事をいくつか見つけました。よし、試せることは全部試してから部品を交換しようという気持ちで電圧を「1.22V」から「1.25V」に変更。
再起動・・・・・・・
さてさて、YouTubeを流したままにして放置。
結果、半日ほど放置しても電源は落ちませんでした。しかし、記事の中には「数ヶ月で再発した」とか「3回目の再発」とか、気持ちが落ちるものを見つけ不安にはなりましたが、とりあえずは一命を取り留めた感じです。
後日、もともとのメモリはOC仕様ではなかったので、こちらに買い変えました。
Corsair DDR4-3600MHz
あれから2ヶ月になりますが、全然再発はしておらず、朝から夜まで一日中ゲームをしていても落ちることはありません。ほぼ完治したと思って良いのではないでしょうか。
ちなみに、もともと40インチのBRAVIAをモニターとして考えてたのですが、前回の記事であげた通りPCモニターを新規購入したので、40インチと27インチでサイズは違いますが、マルチモニターとして運用しております。ゆくゆくは27インチモニターをもう1台購入し、PCデスクを揃えて格好良くしていきたいです。
現在はこんな感じ⇊
これに必要だった突っ張り棒
TITIROBA つっぱり棒
BRAVIA用の変換プレート
EAYHM VESA変換プレート
モニターアーム(BRAVIAは10.5kgあります)
サンワダイレクト モニターアーム
こんな感じで、本日も『俺って天才!』と自分を褒めながら、PCを愛でているこの頃です。
でわでわ。次の記事で。